評価制度に対する私の考え
会社員時代に評価制度を担当し、開業後も幾つか制度構築をさせていただいています。日本でも最先端と呼ばれる制度から書籍等で紹介されている各社の制度等、いろいろな制度を見てきました。
本屋に置かれた評価制度関係の書籍を開けば、どの本にも公正、公平あるいは納得性という文字が書かれてあります。殆どがそうだと思います。
詳細・緻密な評価基準を作成し、その基準に基づいて、公正で客観性のある評価を実施する・・・。とても理想的だと思います。しかし、そのような評価制度を私は目指してはいませんし、提案もしません。(というか、作成できません)。
客観性のある(万人が納得する)評価があるわけがないと、私は思っています。また、公平性や客観性を追及するために作成した複雑・難解な評価基準が、しばらくすると制度運用を不可能にします。(手間がかかり過ぎる、メンテナンスが必要、等)
そして、評価者の存在を無意味にします。なぜなら、評価者がいなくても分厚いマニュアルが評価をしてくれるからです。これにより、評価者の評価する能力が失われ、部下からの信頼も失くなってしまいます。
最も大事なことは、「評価者が責任をもって評価してやること」と「制度内容はシンプルに」だと私は思います。
特に、評価者の評価する能力を伸ばす、もっと言うと、評価者が主観が入ってもいいから自信を持って評価できるようになることが、社員のモチベーション向上にも繋がるのではないか、と考えています。
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